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サブカルチャー風呂に浸かりながらツラツラ文字書いてます。

妻と娘に会いに行く。ダッシュで。[Appレビュー:Into The Dead 2]

あいつら、とうとう街にも出やがった・・・!
電波塔が襲撃にあったのか、携帯の電波が入らなくなった。
いつか非常時になった時のためにと買っておいた「緊急無線」が役に立っている。お陰で妻と娘の生存は確認済だ。
父の家に残してきたので安全だとは思うが・・・先程父が噛まれたと言っていた。非常に心配だ。
一刻も早く、二人の元に向かわなくては。
そんな気持ちとは裏腹に、街に奴らが溢れたせいで交通手段がない。
・・・なら、走るしか無い!奴ら・・・ゾンビを振り切りながら・・・!

 

基本無料で高クオリティかつ、移動の操作は左右だけ。前方方向に自動で進み、進路を塞ぐゾンビを撃ち殺す。
シンプルな操作性が嬉しい銃弾ばら撒きゲー。そんなゲームが過去にあったのを覚えているだろうか。
そう、「IntoTheDead」である。

第一作目がリリースされたのは、4,5年前だっただろうか。記憶が定かではない。
しかし、このタイトルをプレイしたユーザーは少なくは無いと思う。ランキング上位に常にいたのは覚えている。
個人的には有名タイトルである本作だが・・・先日ついに、続編に当たる「IntoTheDead2」がリリースされた。すげえ。懐かしい。

 

前作はゴール用意されておらず、どれだけ前進できるか、を追求したゲームシステムであった。
それだけでも十分に楽しめたが、本作はストーリー要素も充実され、より世界観を楽しめる様になっている。
※前段に書いた内容は、序盤のストーリーに脚色を加えたものです
事前に情報がリークされていたが、マルチエンディング要素もあるようだ。wktkする。(古い)

 

前作同様、操作性は非常にシンプルだ。
自動で前に進む主人公。ユーザーが出来るのは、左右への移動と射撃のみ。
しかしながら、先を見つつ進路を選ばなければ、突然横からゾンビが歩いてきてあっさり死ぬし、タイミング悪くリロードが挟まると、リロードの最中にゾンビにぶち当たって死ぬ。

無尽蔵のスタミナを持つ主人公は、ハネウマライダーなので当然ブレーキはない

邪魔するやつは全員撃ち殺そう。
シンプルではあるが、シビアな状況判断が要求されるため、程よい緊張感を持ってプレイが続けられる。

 

 

また、前作プレイ時も同じ感想を持ったが、グラフィックもスマホゲーのそれと思えない美麗さだ。
近年のゲームはグラフィックの質が高まっており、それはスマホゲーにも当てはまる。
PSP3DSレベルの描画は当たり前になってきているが、本作のグラフィックは他のスマホゲーよりも美麗であると思う。シェーダーできれいに見えるように感じるだけかもしれないが、非常に満足できるクオリティだ。
スマホカーレースゲーで有名なアスファルトシリーズにも匹敵すると、個人的には思う。

勿論スマホの中身にもよるのだろうが、筆者の「Zenphone3」では十分な描画を確認している。

 

また、本作に難易度はない。
「それってゲームが単調になるのでは・・・?」

と思う人も居るかもしれない。
しかし安心して欲しい。マップごとに用意されているミッションを意識してプレイした場合、その難易度は跳ね上がる。
敵を20体倒す、などであれば比較的こなしやすいが、同時に3体倒す、だったり、ノータッチでクリア、だったり・・・意外とシビアなミッションもある。
それがアクセントになっていて、単調になりがちなゲーム性を面白くしてくれている。

このミッションをクリアすると報酬が出るので、無課金ユーザーであれば是非挑むべきだ。
ただし、無課金ではなかなかクリアしづらい難易度でもある。が、頑張ればこなせなくもない。そこら辺のバランス調整が絶妙だと感じた。
ストーリーを進めれば銃は増えるし、過去のストーリーは何度でもやり直せる。後回しにするのもありだ。

 

デイリークエストも用意されておりそこでは、課金武器が使用できる。
与えられたミッションをこなせばボーナス報酬もあるし、余裕があれば挑むべきだろう。

当然、課金武器はクエスト限定支給であり、本編で使用する場合は課金して購入しなければならない。
使ってみてわかるが、なるほど確かに課金武器は強い。あえて試用させることで購買意欲を沸かす仕組みも流石だ。
うっかり買ってしまいたくなったが、他の武器も使ってみたいところだ。慎重に吟味しよう。

 

残念な点としては、前作には無かった(と思っているが、記憶が・・・)スタミナシステムが導入されたことだ。
連続してのプレイはできないが、課金で解決できるので、ハマったユーザーは開発陣へ還元しよう。
とはいえ1ステージごとは短いので、スキマ時間にプレイするくらいが丁度いいのかもしれない。

 

眠気眼を見開いて、朝の通勤電車でバラバラと銃弾をぶちまける生活が始まりそうだ。
半分寝ながらプレイしていると、あっさり死ぬ。横から飛び出してくるやつが厄介なんだよな・・・あ、また死んだ。
この調子で私が妻と娘に再会できるのは、一体いつになることやら・・・。

 

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Into the Dead 2

Into the Dead 2

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